まいぺーす建築学生のメモ

基本的には建築に関係することや生活の質を上げるために必要なことを取り上げていきます!

コンペをやるにあたって読んだ4つの本

こんにちは、まいぺーす建築学生です。

 

最近読んだ本のまとめと紹介をしたいと思います。

 

住宅のコンペをいくつかしたので、住宅系の本が多いですがどれも参考になるものが多かったです。

オンデザイン山本理顕さんの本も地域とのかかわりについてよく語られており、そういう傾向のコンペには役立つと思います。

 

あとは審査員のことを知るという意味でも本を読むことはよいです。審査員の研究もコンペを通すためには大事だと思ってます。

 

オンデザインの実験 (TOTO建築叢書)

オンデザインの実験 (TOTO建築叢書)

 

 

脱住宅: 「小さな経済圏」を設計する

脱住宅: 「小さな経済圏」を設計する

 

 

 

住宅論―12のダイアローグ (10+1series)

住宅論―12のダイアローグ (10+1series)

 

 

 

 

住まいの境界を読む―人・場・建築のフィールドノート

住まいの境界を読む―人・場・建築のフィールドノート

 

 

近現代建築史の学習

建築史の学習はどのようにしているでしょうか。

 

インターネット上にもたくさんの情報がありますが、詳しい情報は英語やフランス語しかないものも多いのが現状です。おおまかな流れを知る時はwebを用いて、詳しい分野は本を使うといったように使い分けをおすすめします。

 

wikipediaの情報と本の情報を見比べるとすぐにわかりますが、wikipediaは明らかに情報量が少ないです。図面や写真、スケッチがないと全体像をつかむことは難しいです。

 

建築史を学ぶことは建築史試験に必要、院試に必要などありますが、何よりも建築を生業として生きていくために必要不可欠な要素だと思ってます。今の時代、新しいデザインを生み出したと思ってもすでに存在してあることがよくあります。

 

僕が思うに新しいデザインが必要なのではなく、今の時代に必要なデザインが必要なのだと思います。200年前にすでにあったデザインであってももしかしたら今の時代に必要かもしれません。どういう状況でそれらのデザインがなされていたのかを知ることで今の時代に必要なデザインが分かると思っています。これが、僕の考える建築史学習の意義だと思います。

 

 

近現代建築史の概要がまとめられている本を紹介します。

 

現代建築史

現代建築史

 
近代・現代建築史 (新建築学大系)

近代・現代建築史 (新建築学大系)

 

これらの本は高価ですが内容量もとても豊富でとても有効です。できれば、複数の本を参照して学習するとより効果的です。これらの本では大まかな流れも学ぶことができます。次に、それぞれの詳しい時代や建築家の本を使って勉強します。こういった本は時代・建築家ごとにたくさんあるので別の機会におすすめを紹介したいと思います。

 

 

【くまのもの展】 隈研吾展示会

東京ステーションギャラリーで行われている

"くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質"に行ってきました。

 

隈研吾の作品の素材に注目して模型などの展示がされています。

スターバックス太宰府天満宮表参道店』や『SunnyHills 南青山店』は原寸大のモックアップが展示されています。

 

            f:id:arc0183:20180327204916j:plain

隈さんといえば木のイメージが強いですが、展示されている作品を見ると石、ガラス、紙、樹脂など多様にわたっているなあと再認識しました。作品の大きさも小さいパビリオンから巨大な複合施設まで多岐にわたり隈さんの行っている仕事の幅広さを思い知らされました。さすが日本を代表する建築家です。

 

         f:id:arc0183:20180327212459j:plain

 

プリツカー賞に選ばれたドーシについて【2018】

今年のプリツカー賞が発表され、【バルクリシュナ・ドーシ】が受賞しました。

 

【バルクリシュナ・ドーシ】は1927年にインドで生まれ1951-1954までの間パリでコルビュジェのもとで働いています。著名な作品としてCEPT、ガンディー労働研究所、国立ファッション工科大学(National Institute of Fashion Technology)(NIFT)などがあります。インド出身の建築家が受賞するのは初のことです。

 

ドーシの建築はインドに集中しておりNIFTはインドの首都デリーにありますが、CEPTをはじめ多くの建築がアフマダバード(Ahmedabad)にあります。

 

特に有名なCEPTは建築の大学として設立され、大学の設計をドーシが行いました。コルビュジェ影響を受けている特徴的なピロティ-やファサードの作り方がある一方、素材の扱いは土着的な印象を受けます。

 

インドに行く機会はなかなか無いものですが、この機会にドーシ建築を見に行かれても良いのではないでしょうか。

 

Balkrishna Vithaldas Doshi

Balkrishna Vithaldas Doshi

  • 作者: Lambert M. Surhone,Mariam T. Tennoe,Susan F. Henssonow
  • 出版社/メーカー: Betascript Publishing
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: ペーパーバック
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

 

CAD・3次元CADの比較検証

こんばんは、まいぺーす建築学生です。

 

f:id:arc0183:20180301212301j:image

建築に関するソフトは多々ありますが、図面を作成するCADや3次元性CADの性能を比較して特徴を整理したいと思います。

 

CADは[Computer Assisted Design]の略称で図面をPC上で2次元で描くソフト、BIMは[Building Information Modeling]の略称で建物の設計の枠を超えコスト計算や施工計画なども総合的に管理するシステムのことで3次元CADなどが用いられます。

 

今回はこれらのソフトを取り上げます。

【CAD】

⚫︎jw-cad

⚫︎AutoCAD

⚫︎AutoCAD LT

⚫︎VectorWorks

 

【3次元CAD】

⚫︎Revit

⚫︎Archicad

⚫︎GLOOBE

 

 

【jw- cad】

メリット

jw- cadの1番のメリットはフリーソフトであることです。他のCADは高価なものが多い中、タダというのは魅力的です。また、ユーザーの多さからネット上にあがっている情報量の多さも特徴です。

デメリット

機能の面で、AutoCADに劣るところはありますが多少あります。ただ、操作性という点ではjw- cadの方が使いやすいという人もいます。(拡大縮小の仕方などAutoCADとは大きく操作が異なるところがあります。)

 

 

AutoCAD

メリット

AutoCADはとても汎用性の高いCADソフトで、建築だけではなく、土木や機械の製図でも用いられます。機能も十分揃っており、ユーザー数も多く情報も調べるとたくさん出てきます。また、3次元にも対応してます。

デメリット

jw- cadが無料なソフトであるのに対してAuto cadは有料ソフトで1年間で169560円かかります。(期間限定で4月20日までは127170円です!)ただ、他の有料ソフトに比べれば比較的安めの価格設定です。

 

また、Macには日本語版が対応しておらず、英語のみとなっています。その点もパソコン選びの際にも気をつけてください。

 

mypacestudent.hatenablog.jp

 

 

AutoCAD LT】

メリット

AutoCAD LTはAutoCADの廉価版で価格は1年間で45360円ととても安いです。

デメリット

廉価版ということで機能は絞られ2次元中心のソフトです。ただ、AutoCADの機能が優れているためAutoCAD LTで十分よいという人もいるかとおもいます。

AutoCadと同じくMacに日本語版は対応していないです。

 

 

Vector Works】

メリット

1番の良いところは操作が直感的であるところです。操作性に関しては人それぞれ相性がありますが、線を引く感覚が他ソフトより直感てきです。元々Macのソフトであるためデザイナーに利用者が多く、現在はWindowsにも対応してます。

デメリット

AutoCadに比べ互換性が低いことがデメリットとしてあげられます。また、シェアもAutoCadと比べると低いです。

 

 

【Revit】

メリット

初めから3次元でデータを作るので平面・立面・断面が連動するのが特徴です。

3D化してあるので一目で建物の全体を捉えることができます。AutoCADと同じオートデスクの製品でありシェアが高いのもメリットです。

デメリット

2次元CADに比べそれなりの知識が必要となります。ただ、これからBIMが普及していくなかで情報は多く出回るとは思います。

 

【Archicad】

メリット

Revitと同じように3次元CADです。使い勝手が良く初心者でも使っていくうちに基本的な操作はマスターできると思います。シェアは高くこれからもシェアは上がっていくと思われます。

win/mac共に対応してます。

デメリット

価格は72万円と高価ですが、機能の充実からしたら納得の値段です。Archicad soloという廉価版は30万円以下で購入できます。

使用するパソコンにはそれなりのスペックの高さが求められます。

 

【GLOOBE】

メリット

日本初の国産BIMソフトとして知られるBIMです。日本の法律に対応していることが大きな強みで他ソフトの違いになります。価格も年14万円と比較的安いです。

デメリット

情報が少なく、学生版がないというところがデメリットとしてあげられます。(Vector worksとGLOOBE以外学生版が存在

します。)

 

 

長々とソフトの紹介をしてきましたが、個人的にはAutoCADやArchicadがおすすめです。

 

ソフトを選ぶ基準として操作性・価格・情報量がありますがこの2ソフトはどれをとっても優れていると思います。

 

まずは学生版や体験版を利用してみてください。

葛西臨海公園を訪れて【谷口吉生】

こんばんは、まいぺーす建築学生です。

 

今日は谷口吉生の代表作でもある葛西臨海公園を訪れてみました。

f:id:arc0183:20180212184308j:plain

駅を降りて海のほうへ歩くと透明感ある建物が現れます。階段やスロープが見えていいです。

 

f:id:arc0183:20180212184323j:plain

建物の中からは東京湾が望めます。散歩している人がチラホラ見られました。

幼稚園の遠足の団体などもいてとてもいい雰囲気の公園でした。

f:id:arc0183:20180212184318j:plain

東西に伸びる中の通路は視線がとても抜けて気持ちがいいです。

中は冬なのにとても暖かいです。夏場は全面ガラスのために少し暑くなるかもしれません。

f:id:arc0183:20180212184812j:plain

海側から見た佇まいも堂々としていてかっこいいです。やっぱり透明感が良く、天気がいい日は青空がうつりこみ映えますね。

 

都内には法隆寺宝物館や最近できたGINZA SIXもあるので今度記事にしたいです。

【竣工直前展】【ヴェネチア・ビエンナーレ日本館帰国展】を訪ねて

こんにちは、まいぺーす建築学生です。

 

卒業設計・修士設計のシーズンですね。最近とてつもなく寒い日が続いているので体調にはお気をつけて。。

 

さて、今回は南青山で行われてる二つの展示会におじゃましました。

 

【竣工直前展】中川エリカ建築設計事務所 @プリズミックギャラリー

f:id:arc0183:20180210234906j:plainまずは外苑西通りにあるプリズミックギャラリーで行われていた【竣工直前展】に行ってきました。

この展示会では"新宿パークタワー8F リフレッシュスペース"と"建築倉庫ミュージアム改装計画"の展示がされています。

 

リフレッシュスペースの展示では模型の展示や家具のスタディーがたくさんありプロセスが分かりやすかったです。

f:id:arc0183:20180211023443j:plain

 

f:id:arc0183:20180211025045j:plain

 

建築倉庫改装計画の方では構造を考えるスタディーのスケッチがあったり計算過程のエクセルが貼ってあり、構造計算の大事さを実感しました。

当たり前ですけど、構造がもたないと建たないですからね。

 

 

ヴェネチア・ビエンナーレ日本館帰国展】 @TOTOギャラリー・間

 

次に、乃木坂駅最寄りのTOTOギャラリー・間で行われていたヴェネツィアビエンナーレの日本館帰国展に行きました。f:id:arc0183:20180211063205j:plain

オンデザインのヨコハマアパートメントの模型は素材面や家具など細かいところも作りこまれていました。

f:id:arc0183:20180211054710j:plain

外にでると能作アーキテクツ・ドットアーキテクツの巨大な模型が外部に展示されていました。上階に上がるときに俯瞰からも観ることが出来ます。

f:id:arc0183:20180211055014j:plain

上の階にもたくさんの展示があるのですが、壁面にかかっている模型であったりボートの情報量の多さに驚きました。各建築家のインタビュー映像も流されており、そこまで広い会場ではないですが、時間をある程度かけないとしっかりと見て回ることが出来ないほどの内容の濃さでした。

 

今回はこの2つの展示会に行ったのですが、どちらも近い距離にあるので表参道や青山に行ったついでにでも行ってみてはいかがでしょうか。

 

また、すでに行かれた方やこれからでも行かれた方はコメント欄に感想など受け付けてます。どんな方がどの展示に惹かれているのか気になったりするのでぜひ活用してください。